2012年 03月 07日
"Steelhead" Summer Run vs. Winter Run #3 |
では、Winter Run SteelheadはSummer Runと比べてどう違うのか?を考えてみます。 1番最初に書いたようにSummer Runは「鱒」に対してWinter Runは「鮭」と書きました。 それはどういう意味なのか? を少し掘り下げてみます。
パシフィックサーモンの河川での釣りですが、Coho Salmonを除き、基本的には「シンクティップ」の釣りになります。 フライを魚の付くゾーンまで素早く沈め、そこからゆっくりと斜め上~横にスイングをします。 この「魚の居るゾーンまで沈める」という部分がキーになります。 水面を霞めるフライへの反応はかなり悪く、上に向かって追い食いする事が少ないのがサーモンの特徴です。 ウインターラン・スティールヘッドも同じ事が言えます。 基本的にはサーモンと同様にフライを逸早く魚の居るゾーンまで沈め、そこから釣りが成立します。
Skagit Castが生まれた河川、その名の通り”Skagit River”はWinter Run Steelheadしか生息しません。 重たいティップに重たいフライで素早く魚のゾーンまで「沈める」事を目的としたタックルセットアップです。 ここでSkagit CastやそのLineに関しての説明は省きますが、要するに「沈める」事を目的としたものであるという事です。 Summer Runを釣るようなタックルでも条件が揃えば普通に釣れますが、より効果的な方法がシンクティップを使って、素早くフライを沈めるというのが鉄則です。
また、水温が低い事が前提となっていますので、如何に低水温の状態で、活性が落ちているスティールヘッドにフライを咥えさせるか? フライは、必然的に大きく、派手目となり、最近ではイントリューダーが多用されるのが頷けます。
勿論、晩春になって水温も上がり、活性の高いスティールヘッドはウインターランと言えどもドライフライで釣れない事はありません。 こう書くと誤解を招く事を承知で書きますが、スティールヘッドは決して賢い魚ではありません。 賢くないという言い方は適していないかもしれませんが、驚くほどアグレッシブです。 同じ魚が1日に何回か釣師のハリに掛かる事もあるほどです。 活性が高くなれば、ドライに出てしまうのも納得できます。
次回は生物学的に見たSteelheadとその食性に関して書いてみます。
パシフィックサーモンの河川での釣りですが、Coho Salmonを除き、基本的には「シンクティップ」の釣りになります。 フライを魚の付くゾーンまで素早く沈め、そこからゆっくりと斜め上~横にスイングをします。 この「魚の居るゾーンまで沈める」という部分がキーになります。 水面を霞めるフライへの反応はかなり悪く、上に向かって追い食いする事が少ないのがサーモンの特徴です。 ウインターラン・スティールヘッドも同じ事が言えます。 基本的にはサーモンと同様にフライを逸早く魚の居るゾーンまで沈め、そこから釣りが成立します。
Skagit Castが生まれた河川、その名の通り”Skagit River”はWinter Run Steelheadしか生息しません。 重たいティップに重たいフライで素早く魚のゾーンまで「沈める」事を目的としたタックルセットアップです。 ここでSkagit CastやそのLineに関しての説明は省きますが、要するに「沈める」事を目的としたものであるという事です。 Summer Runを釣るようなタックルでも条件が揃えば普通に釣れますが、より効果的な方法がシンクティップを使って、素早くフライを沈めるというのが鉄則です。
また、水温が低い事が前提となっていますので、如何に低水温の状態で、活性が落ちているスティールヘッドにフライを咥えさせるか? フライは、必然的に大きく、派手目となり、最近ではイントリューダーが多用されるのが頷けます。
勿論、晩春になって水温も上がり、活性の高いスティールヘッドはウインターランと言えどもドライフライで釣れない事はありません。 こう書くと誤解を招く事を承知で書きますが、スティールヘッドは決して賢い魚ではありません。 賢くないという言い方は適していないかもしれませんが、驚くほどアグレッシブです。 同じ魚が1日に何回か釣師のハリに掛かる事もあるほどです。 活性が高くなれば、ドライに出てしまうのも納得できます。
次回は生物学的に見たSteelheadとその食性に関して書いてみます。
by samurai_fisher0_0
| 2012-03-07 14:49
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